おいら流雑談BLOG
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VOCALOIDと私
いつの日か、VOCALOID関係のアルバムがオリコン1位をとるだろう。
けど、それは凄く遠い未来かもしれない。
VOCALOID 巡音ルカが発表され、supercellがタワレコやHMV等で
プッシュされてるのを見たとき、このような予想を立てていました。
現実になったのは、2010年5月。予想以上に早く実現しました。
CDの売り上げがものすごく減っているのも要員ですが、
コレは単純に名曲が減っているor需要に見合った曲が少ない等、
様々な要因が重なった結果ではないかと推測しています。
今回は自分なりに推測・分析しつつ、今後のVOCALOIDアルバムについて
不器用ですが、書いてみようかと思います。
・CDの売り上げが減っている。
これはまず、音楽嗜好が増えすぎたのが一番の要員でしょう。
昔は歌謡曲⇒J-POPという、フォーマットチェンジがありましたが、次第にJ-POPは多様化しすぎて分裂せざるを得なくなったと思っています。日本における元祖何でもあり「昭和歌謡」、ファッション化とよく言われる「J-POP」
B系御用達「ヒップホップ」「R&B」、踊れてナンボ「テクノ」「ハウス」「トランス」etc...
ざっと上げただけでもこんなにも増えているんです。そりゃあ、好きなものだけチョイスしたくなるよねぇ。勿論、その中にA系というジャンルも入るわけですから余計に多様化が進むわけです。
一部業界では音楽配信が云々といってますがそれは言い訳。そういうのって着うたについてはほとんど言及されてない様な気がします。日本だと着うたが一番浸透してるのに、ですよ? おかしな話ではありますが、それはそれとして話を戻しましょう。
このように、フォーマットと音楽嗜好の多様化が進むので、売り上げが減るのは当たり前。古き良き文化は残るのですが(最近だと昭和歌謡、クラブシーンやジャズ等におけるアナログ盤がそうですね)、そうで無い文化は淘汰されてしまいます。CDもいずれそうなるのではないでしょうか。しかし、パッケージアートという魅力を捨てられないのも事実。VOCALOIDは多様化にもアートにも対応しうるフォーマットだった訳です。
・名曲が少ない
ハッキリ申し上げましょう。一部の音楽ファンにJ-POPが嫌われる理由はコレです。
2000年代前半までは本当に名曲に恵まれていました。その間、様々なプロデューサーやクリエイターが音楽ファンの耳を鍛えた...はずでした。しかし、着うたが広まると次第にファッション間隔を求めるスウィーツ(笑)が激増。ゆえに名曲が少なくなってしまう事態となってしまったのです。せっかく気づき上げてきたものがここでお釈迦となってしまったわけです。ええ、私は着うたでブレイクした曲をほとんど評価してません。青山テルマは本来の実力を出したらフェードアウトし、Lil'Bみたいなのは残るわけです。なぜ、このような風潮になったのかは言及しませんが、少なくとも音楽のファッション化が一部で進んでるのは確かです。
・A系特有の習性
所謂A系というのは、コレクションに品質と一定以上の水準を求めるのが常です。例えば『けいおん!』はキャラソンもそうですが、放課後ティータイムとしての楽曲はまずまずの評価を得ているようです。少し古いですが、「交響詩篇エウレカセブン」のテレビ版。当時の監督は主題歌の選出についてはかなりナーバスだったようでした。特にOPは可能な限り、ストーリーとリンクするものを選んでおり、実際にFLOWは「Days」でさらに実力と人気を高めていきました。
さて、これらを踏まえてVOCALOIDに入ります。VOCALOIDについて不明だという方は公式サイトやWikipediaによる解説を参考に。
ミクは勿論ですが、その前進も含めてすべて、元音源を元に歌うソフトのメリット、デメリットは...
●メリット
・思った通りの音程で歌ってくれる
・サンプリング音源、ヴォコーダーの元として役立つ
・人件費の削減につなげる可能性を秘めている。
・使い方次第ではプロ以上の効果を期待できる
・キャラクターイメージを周りに合わせなくて良い
●デメリット
・人間らしくやるにはパラメーター調整には経験と技術が不可欠
・調整に慣れるまではかなりの時間を有する
・それでも「ロボットみたい」と拒絶する人もいる
他にもありますが、代表的なのはコレくらいでしょう。
さて、デメリットについてですが、コレがなければ良いメロディが生まれないのが現状です。いわゆるロボ声でどうやって良い曲だと思わせるかを実現するのがメロディだったりします。前例はVOCALOIDではないですが、音数が制限されていた頃のゲームミュージックや現在のチップチューンなんかがそうですね。つまり、制約が少ない人間より、制約がまだまだ多い音源ソフトの方が魅力的な音を作る事が出来るのではないかということです。
そこで、今回のアルバムについて。
EXIT TUNES PRESNTSによる特設サイト
※上記サイトと合わせて生地をご覧ください。
楽曲はポップスとロックが中心ですが、印象的なメロディが特徴なのがおわかりかと。このような音楽が必要でもあることを、メジャーレーベルは認めるべきではないでしょうか。そして、脱ファッション化こそ、最も必要な課題ではないでしょうか。それを改めて認識させてくれたVOCALOIDに感謝。
けど、それは凄く遠い未来かもしれない。
VOCALOID 巡音ルカが発表され、supercellがタワレコやHMV等で
プッシュされてるのを見たとき、このような予想を立てていました。
現実になったのは、2010年5月。予想以上に早く実現しました。
CDの売り上げがものすごく減っているのも要員ですが、
コレは単純に名曲が減っているor需要に見合った曲が少ない等、
様々な要因が重なった結果ではないかと推測しています。
今回は自分なりに推測・分析しつつ、今後のVOCALOIDアルバムについて
不器用ですが、書いてみようかと思います。
・CDの売り上げが減っている。
これはまず、音楽嗜好が増えすぎたのが一番の要員でしょう。
昔は歌謡曲⇒J-POPという、フォーマットチェンジがありましたが、次第にJ-POPは多様化しすぎて分裂せざるを得なくなったと思っています。日本における元祖何でもあり「昭和歌謡」、ファッション化とよく言われる「J-POP」
B系御用達「ヒップホップ」「R&B」、踊れてナンボ「テクノ」「ハウス」「トランス」etc...
ざっと上げただけでもこんなにも増えているんです。そりゃあ、好きなものだけチョイスしたくなるよねぇ。勿論、その中にA系というジャンルも入るわけですから余計に多様化が進むわけです。
一部業界では音楽配信が云々といってますがそれは言い訳。そういうのって着うたについてはほとんど言及されてない様な気がします。日本だと着うたが一番浸透してるのに、ですよ? おかしな話ではありますが、それはそれとして話を戻しましょう。
このように、フォーマットと音楽嗜好の多様化が進むので、売り上げが減るのは当たり前。古き良き文化は残るのですが(最近だと昭和歌謡、クラブシーンやジャズ等におけるアナログ盤がそうですね)、そうで無い文化は淘汰されてしまいます。CDもいずれそうなるのではないでしょうか。しかし、パッケージアートという魅力を捨てられないのも事実。VOCALOIDは多様化にもアートにも対応しうるフォーマットだった訳です。
・名曲が少ない
ハッキリ申し上げましょう。一部の音楽ファンにJ-POPが嫌われる理由はコレです。
2000年代前半までは本当に名曲に恵まれていました。その間、様々なプロデューサーやクリエイターが音楽ファンの耳を鍛えた...はずでした。しかし、着うたが広まると次第にファッション間隔を求めるスウィーツ(笑)が激増。ゆえに名曲が少なくなってしまう事態となってしまったのです。せっかく気づき上げてきたものがここでお釈迦となってしまったわけです。ええ、私は着うたでブレイクした曲をほとんど評価してません。青山テルマは本来の実力を出したらフェードアウトし、Lil'Bみたいなのは残るわけです。なぜ、このような風潮になったのかは言及しませんが、少なくとも音楽のファッション化が一部で進んでるのは確かです。
・A系特有の習性
所謂A系というのは、コレクションに品質と一定以上の水準を求めるのが常です。例えば『けいおん!』はキャラソンもそうですが、放課後ティータイムとしての楽曲はまずまずの評価を得ているようです。少し古いですが、「交響詩篇エウレカセブン」のテレビ版。当時の監督は主題歌の選出についてはかなりナーバスだったようでした。特にOPは可能な限り、ストーリーとリンクするものを選んでおり、実際にFLOWは「Days」でさらに実力と人気を高めていきました。
さて、これらを踏まえてVOCALOIDに入ります。VOCALOIDについて不明だという方は公式サイトやWikipediaによる解説を参考に。
ミクは勿論ですが、その前進も含めてすべて、元音源を元に歌うソフトのメリット、デメリットは...
●メリット
・思った通りの音程で歌ってくれる
・サンプリング音源、ヴォコーダーの元として役立つ
・人件費の削減につなげる可能性を秘めている。
・使い方次第ではプロ以上の効果を期待できる
・キャラクターイメージを周りに合わせなくて良い
●デメリット
・人間らしくやるにはパラメーター調整には経験と技術が不可欠
・調整に慣れるまではかなりの時間を有する
・それでも「ロボットみたい」と拒絶する人もいる
他にもありますが、代表的なのはコレくらいでしょう。
さて、デメリットについてですが、コレがなければ良いメロディが生まれないのが現状です。いわゆるロボ声でどうやって良い曲だと思わせるかを実現するのがメロディだったりします。前例はVOCALOIDではないですが、音数が制限されていた頃のゲームミュージックや現在のチップチューンなんかがそうですね。つまり、制約が少ない人間より、制約がまだまだ多い音源ソフトの方が魅力的な音を作る事が出来るのではないかということです。
そこで、今回のアルバムについて。
EXIT TUNES PRESNTSによる特設サイト
※上記サイトと合わせて生地をご覧ください。
楽曲はポップスとロックが中心ですが、印象的なメロディが特徴なのがおわかりかと。このような音楽が必要でもあることを、メジャーレーベルは認めるべきではないでしょうか。そして、脱ファッション化こそ、最も必要な課題ではないでしょうか。それを改めて認識させてくれたVOCALOIDに感謝。
by ray_i
| 2010-05-26 14:59
| 音ゲー・音楽
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